コラム

  • BCGワクチンについて

    2018年11月13日

    こんにちは!今年は11月なのに比較的暖かいですね。

    先日、BCGワクチンを溶かすための生理食塩水から、定められた基準を超えるヒ素が検出され、
    8月からワクチン製造元の日本ビーシージーがワクチンと共に出荷を停止している
    との報道がありました。

    ヒ素はごく微量で、ワクチンの安全性に問題はないようですが、「ヒ素」と聞いて
    心中穏やかではないお母様も多いかと想像します。

    「ごく微量」とは、この量以下ならば一生の間、毎日注射しても健康に悪影響が出ないとされる
    国際的な許容量の数十分の1であり、ワクチンの安全性に問題ないとのこと。

    原因は、生理食塩水を入れるガラス製の容器からヒ素が溶け出したためで、
    今月中に別の容器に取り換えて出荷が再開される見込みです。

    これまで、お母様と相談し、BCG接種を再出荷以降に先送りした方もいらっしゃいましたが、
    当院では11月20日より、BCGを溶解液にヒ素を含まないものを使用いたします。
    詳しくはお問い合わせください。

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